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修士論文ー私の失敗談

私が修士論文を本格的に書き始めたのは、おそらくM2(修士2年)のこの時期(遅っ)。

そして、ひと月後くらいに「失敗した〜」って思ったことを書きたいと思います。

 

修士論文を書くには、たくさんの判例、たくさんの学説、たくさんの判例批評や先行論文を読みます。

私の修士論文は短めの45,000字程度。これは、指導教授に「そんなに長く書かないで。読むの大変だから。」と言われたからなのです(ほんとの話笑)。

私のような短め論文でも参考文献は、書籍30冊、論文31本、批評32本、参考判例(裁判例)25例、と、そこそこの量がありました。

この文献は、論文の末尾に「参考文献」として掲載するわけですが、論文を集める段階で「掲載形式に則って管理」しておけばよかったととても後悔しました。

 

その理由は、

・自分の集めた文献が一目瞭然

・コピーの重複を防ぐ

・その一覧をコピペすれば「参考文献」になる←最重要

 

まず、常に「自分が何を持っていて、何を持っていないか」を明確にしておく必要があります。参考文献は、資料を読めば読むほど、芋づる式に増えていくので、きちんと管理しておくことが重要です。私は最初の頃、その管理をおろそかにしていた(というか、自分の記憶力を過信していた)ので、コピーの重複や、逆に持っていると思っていたものを持っていなかったというような勘違いをして、時間をロスしました。

そのようなミスを防ぐためにも、集めた文献の管理はとても重要で、どうせ管理するなら、そのまま論文末尾に掲載できる方法で管理しておいた方が後で楽です、ってことです。

この際の留意点は、「参考文献」の形式は、一応一般的なものがあるものの、大学によって多少違いがあることもある、ということです。なので、自分の大学がどの形式なのかを最初に確認しておかないと、後で全部書き直しということになります。確認方法は、教授に聞くか、教授が(その大学で)書いた論文を確認するのが一番いいでしょう。

 

これと同じことが、脚注でも言えます。

参考文献を引用した場合は、脚注を入れますが、この脚注も大学ルールがあると思いますので、最初に確認しておかないと、後で痛い目をみます。後で直す時間なんてありませんので、最初から「完成形の脚注」を入れておくべきだと思います。

 

論文提出間際になってから、形式面を修正している時間なんてありません。時間ロスを防ぐためにも、形式は最初に確認することをお勧めします。あと、コピーをとる際に、奥付のコピーも忘れずに。

 

ご参考になれば。